「いや、お前はがんばっているよ。」
- orangejuku
- 2023年12月20日
- 読了時間: 2分
期末試験、中3学調が終わり、
英語を中心にみんななかなかの頑張りを見せてくれました。
一方で、
厳しい結果であった子たちもいます。
まあ、普段の様子を裏切らない結果ではありますが・・・。
歯がゆいは歯がゆいです。
僕なりに、僕流の圧はかけ
その子もその子なりに頑張っています。
でも・・・継続はしません。
「モチベーショントーク」をすればいい?
とにかく毎日塾に長時間いさせて
感覚がマヒするまでプリント爆撃をすればいい?
う~ん、
僕が経験で知ったところでは、
「自然」でないもの
奥底で納得がいっていないもの
は、続かないものです。
いっとき形だけ続いても、
なんかの拍子にメッキみたいに剥がれて、何も残らないんです。
モチベーションが備わっていない子に
(↑客観的に言っています。責めているのではありません)
「反省」なんかさせたところで、
何になるというのでしょう?
たぶん、花開くのが「今」じゃないんです。
昨日も、
厳しい結果の報告を聞いて、
「う~ん」とちょっと考え込んでしまったあとに出てきた言葉は、
「いや、お前はがんばってるよ」
でした。
「単語とか覚えられないのは弱いところかもしれないけれど、ちゃんと基礎はできてるよ。俺はそう信じるよ」
と。
(偽善者っぽいですが💦もちろんその責任を問われれば責めは甘んじて受けます。)
でも将来、この子はいつかどこかで開花するかもしれません。
僕ができるのは、
少しでもそのときの土台があるように
「基礎」また「基礎」を教えて、少しでも自力でやらせること。
そして、
ここでの勉強が「楽しい」「充実していた」という
記憶が残るようにすること。
人間いつどこで花開くかわからないんだし。

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