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「わかんねえ」はチャンス。

8月18日
読了時間: 3分

前も書いた気はしますが・・・




昔高校の世界史教員だったころ。



世界史といえば暗記量の多さと複雑さ。




たとえばイスラム諸王朝の歴史やら、モンゴル高原・中央アジアの歴史やらは、



どこの地域に何がどんな順番で出てくるか、



普通に教科書を読んだだけで到底頭に入るものではありません。





そこであるとき僕はすごくがんばって、



イスラム王朝について、



地域と時代を整理して一覧表を作りました。






大学受験勉強のとき僕自身がしたように。



そして、これさえ見れば完璧だろ、みたいなのができました✨





授業で配りました。



みんなありがたがったか?






いいえ。






「フーン」みたいな反応でした。













英語でも国語でも、



大量の知識の山を、



なるべくわかりやすく、シンプルに伝えて、覚えてもらおうとして、



僕らは努力をします。




「量をカバーする必要」と「シンプルに伝えること」のジレンマに悩まされながら、





体系化したり、



ここが実はツボなんだぜ✨、みたいなことを秘伝ぽく言ってみたり。







でも



みんなにパーフェクトに伝わるものは、多分ないのです。




僕の技量不足ではありますが、



多分いかなる名講師、神授業だって結局同じです。





だって、



聴く側の状況(それまで積み上げてきた知識、聴く能力etc.)は生徒それぞれで違うから。









どんないい授業を聴いても、



「ここよくわかんなかったなあ💦」



というところは、絶対出てきます。



生徒それぞれに。





最近僕はあることを学ぶためにYouTubeで授業動画を見たりしていますが、



わかりやすい♪と思った動画でも、



「う~ん、ここよくわかんなかったなあ💦」



というところは、絶対あります。







で、



「ここよくわかんねえよ💦」



という部分を、



自分なりに考えたり、他の動画や教材で調べたり、人に訊いたり、



自分で練習をして咀嚼し直すのは、



生徒本人の仕事というか、生徒が自分でやらなければ意味がないんだと思います。




イスラム王朝のまとめは、



(必要があるなら)



先生の僕じゃなくて、



生徒によって自分自身でなされなければならなかったのです。






おバカな生徒にそれができないから先生がいるんだろ?



とツッコまれるかもしれませんが、



人に与えられたものは、



よくできあがっていても



限界があるんだと思います。






もちろん



目の前の子たちの現状にあわせて



わかりやすく伝わりやすくしなければ、というのは常に常に心がけていて、



僕の最優先事項ともいえるものですが、




僕は完璧ではありません(そういうキャラでもありません笑)。






「わかんねえよ💦」



というところはどうしても出てくるだろうから、



そこは自分で勉強して補うようにさせていかなければならないし、





むしろ



そういう部分をどこか残してやらなければ、



と思います。





だって、それが自分で頭使って考える、ということでしょ?




 
 
 

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