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「勉強できなくても生きていける」?

ときどき大人の方で



「勉強なんかできなくたって生きていける」



という方がいます。





「勉強できなきゃ生きていけない」



かどうか、僕はわかりません。




反例はいろいろ挙げられるかもしれません。



身近にも、有名人にも、



学歴はないけれどたくましく生きている人は



たくさんいますよね。




世の中が大きく変わってきたから



「いい高校→いい大学→いい会社→一生安泰」



というコースは崩れている、それも事実でしょう。





「勉強できたって(満足に)生きていけないこともある」



ということも、ケースとしてあるかもしれません。





では、



「勉強なんてできなくたっていいんだよ」



と断言できるか。



僕にその自信はありません。







僕の考えだと、



「エスカレーター」は時代によって細くなっても



存続するものです。






江戸時代から明治時代に、



武士の世から近代社会になったときも



名門武家はなんだかんだ生き残ったと思うんです。




上流階級を一気に路頭に放り出して



これまでの世の中の仕組みがぐちゃぐちゃになってしまうのを



回避させるような力学が、社会には働くんじゃないかと思うんです。






「エリートコース」は、細くなりこそすれ、たぶんなくなりはしません。



格差の拡大、ということだから



そちらにますます「富」が集まっていくことも間違いありません。




だから、都市部を中心に一部の階層で、



教育熱が異常なほど高まっているんだと思います。



なんとかそこにしがみつけるように



そこからこぼれ落ちないように、と。







そーんなエリートコースの話は、



我々には関係ない話かもしれないけれど、





では一般庶民にとって、



これからますます鮮明になっていく



格差社会


不安定な社会


衰退する日本



の中で、



勉強ができなくたっていいと言うのなら、



代わりに何が大事だと思っているのか?



と聞いてみたい気になります。






納得できるかどうかは別として



考えがあるなら、



「覚悟がある人だな」と思い、当然ですが尊重します。







でも、



「俺だってそうだったけど、まーなんとかなってるし」



と言うのなら、



こう思わずにはいられません。






僕ら親世代は、



なんだかんだ言ってまだ気楽な若者時代を過ごしたと思うんだ。





地方消滅が



リアルに迫ってくるような時代ではなかったと思うんだ。





これからの時代は、



昔と同じですか?




と。



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