「勉強の方法」、
なんだか永遠のテーマみたいでもありますが、
やっぱ
「書く」
しかないと思うんですー。
「手」を使い、書く。
「見える化」できるように、書く。
図とか表の形でも、描く。
そうやって手探りで、なんとか、新しい世界の把握しようと努める。

「書くのは無駄が多いよ?ノートをきれいに書いて、そのくせ全然頭に入っていない子いっぱいいるでしょ?」
ですか?
じゃあ、どうすれば?
「要点を一問一答で覚えると効率がいいよ。あと、どんどん問題を解いていく方がいいよ」
なるほど。
それで、
「テストに出る重要ポイント」リストみたいなやつを
塾の方で作ってあげたりするわけですね?
単純に用語を暗記しなければいけない問題もあるから、
一理はあります。
大人の資格試験とかもそういうのが多いですよね。
でも、僕は思うんです。
お膳立てしすぎじゃないの?
もともと社会科が専門の僕に言わせれば、
どんな「重要ポイントリスト」も、
全部を網羅できているわけではないんです。
(全部網羅したら結構な量になってしまい、苦手な子たちが敬遠してしまいます。それは「これだけ覚えれば大丈夫だよ!」とアピールしたい教師側にとっては避けたい事態です)
「重要ポイント」といえども、
その背景とか、理由とか、ストーリーとか
そういうものがわかっていなければ
覚えられないし、
問題に答えられない
そういうことが多いものです。
甘くはありません。
そういう子たちに、この先ずっと
「重要ポイント」リスト
対策問題
を作ってあげられるんでしょうか?
僕たちは。
重要ポイントとか流れとかストーリーとか背景とか理由とか
みんな自力でつかめないとこの先ダメなんじゃないでしょうか?
「書く」勉強法の落とし穴は、
「何も考えずに」書くだけ、
になってしまうことでしょう。
まとめノートを完璧にきれいに作成して、その実何も頭に入っていない
英単語を「写経」のごとくびっしり書き取り練習しているのに、全然覚えてはいない
どちらもあるあるですね・・・。
「そういうのは意味ないよ」
ぐらいのことは
先生として、言ってもいいと思います。
意識変革をうながす、というのでしょうか。
でもその先は
自分でやれ!!
いや、
自分でやり方を見つけていけると僕は信じています!
マジで。
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