「基礎基本=簡単」、という誤解。
「基礎」「基本」
というと、
なんだか簡単なもののような気がしますね。
実際、
どんなことでも「基礎」にあるもの
原理は、
「なーんだ」
と思うくらいシンプルだったりします。
もちろん僕も、
その原理が
シンプルで
実はなんてことないくらい簡単なものであることを
楽しく納得してもらえるように、
いわゆる「導入」のところでは
がんばって説明します。
僕よりも全然上手に&楽しく
説いてみせる人も、いくらでもいます。
動画で見た。簡単じゃん!
有名講師の授業を聴いた。なるほどー!
わかったわかった!
では、
・・・ということでそれがすぐにマスターできるか。
覚えられるか。
不思議なことに、
それがそうではないのです。
簡単に身につかないもの、
それこそが
「基礎」「基本」なんです。
「畳の上の水練」
という戒めの言葉が昔からあるように、
やってみないと
自分で扱えるようにはならないのです。
一度身についたと思っても
やらないと
やり続けないと忘れるのです。
各分野でセンスのある人というのは確かにいて
サボってもある程度のレベルまでは平気だったりしますが、
どこかでボロが出る
雑さのゆえに失敗するのです。
いやー、
シンプルな原理ですね。
頑張りましょ。
自転車の運転のように
ほんとうに体に染みついたら抜けなくなる、
そういうものでもあるから。
