今日は中学生の中間テスト前自習会でした。
今回の中間テストは
「実力テスト」とのこと。
定期テストとして行われる「実力テスト」。
3、4年前は耳慣れなかったものです。
普段授業をしている学校の先生が作るものではなくて、
業者テストで容赦なく実力を測るよ~
という趣旨ですね。
最近多くの学校で定着したように思います。
以前は定期テストといえば
学校指定のワーク(副教材)何ページから何ページまでやっとけ、という指示があり、
そこから〇点分出る、
みたいなことを言われている教科さえありました。
それをやり込んでおけば
「あ、同じ問題が出た」
みたいな感じで点が取れることも多かったようです。
「実力テスト」では
範囲(出題される単元)は指定されるものの、
何を勉強しておけばよいか、は一切指定されなくなっています。
かつては
「教科書を徹底的に丸覚えすれば英語のテストなんて取れる」
と豪語する塾の先生もいたらしいです。
いま、定期テストの英語の文章題は初見の問題
しかもどんどん長文化していく傾向。
学校の授業でやったことや、先生が「これやっとけ」と言われたことをガンガンやっておけば、ちゃんと理解していなくてもまあ点は取れる、そういう甘い時代ではなくなりました。
学校の定期テストや、はては担当の先生の
「過去問」を収集して
似たような傾向だろうからやり込め、と
「対策」する塾っていまだにあるんでしょうか?
これも僕はやったことはありませんが、
そういうせこい戦術は
「実力テスト」では通じないはずです。
「実力テスト」という名称にうそはないと思います。
いい加減な「テスト対策」でお茶を濁すような塾は
これから淘汰されていくのでしょう。
襟を正していかなければ、と思います。
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