top of page

「広い世界」を語る?

「先生は、子どもたちに広い世界を教えてやれ」


そんなことを言われることがときどきあります。



「そうすれば子どもたちも勉強のモチベーションがわくんじゃないのか」


そう言われたこともあります。



「この地域の/今の子どもたちは、狭い世界しか知らないんだよ」


とか。






それを実践している先生はいっぱいいて、


正直僕は羨ましいと思います。





留学や旅で


世界の様子をありありと見聞・経験してきた先生。


英語が堪能な先生。




他の仕事をやってきて、


社会のことをよく知っている人生経験豊かな先生。


人脈の豊かな先生。




スポーツ/音楽etc.に打ち込んできた先生。


趣味の豊かな先生。


色々なことを知っている先生。




世界の最先端の動きに精通した先生。




勉強も教えながら、


そういうものも子どもたちに伝えている先生というのは、


(サッカーを教えられる塾の先生とか


音楽活動もやっていて、東京にミュージシャンの知り合いがいる先生とか)



もうそれはそれは


心底羨ましいと思います。






僕は、


恥ずかしながら、



大学で歴史をちょろっと勉強したくらいで、


理系音痴だし、


スポーツ音痴だし、


IT音痴だし、


趣味もないと言ってよく、


カルチャーにも疎く、


まあ音楽は大好きですが


楽器は大して弾けず、


知り合いにスゴイ人がいるわけでもなく、



英語は好きですが


留学の経験もなく、



「広い世界」をみんなに教えてやって


子どもたちの目がキラキラ✨



という期待には、


悲しいかな


どうも応えられそうにありません。








そんな僕ですが、


20代からずっと


「教師」


をやってきました。




場所とか教科は変われど、


ずっと「先生」をやってきました。


ありがたいことに。





で、


僕は思うんです。





何も


遠い、広い世界を指さしてやらなくても


勉強は、わかるとたのしい!


と。






面積を求める問題が解けたことで


教科書の英文がすらすら読めるようになったことで


広い「世界」につながってる!


なんて思わないかもしれません。




でも、


そんなこと抜きに


子どもなら


「なるほど」


「やった!」


って思うと思うんです。







で、その「たのしさ」を、


めーいっぱい


まあ、僕流になっちゃいますが💦


盛り立てたい


演出したい


と僕はいつも思っています。





先生が今週もくだらないギャグを言って笑えた


先週の小テストでいい点とったのでご褒美がもらえた


今日も彼は先生にツッコまれまくっていてウケた




例えば


そういう楽しさ。



くだらないものだと思います?





僕はそうは思いません。





よくミュージシャンが


「俺らのライブに来てくれたみんなが、毎日いろいろつらいこともあるけれど、思いきり笑って楽しんで、なんか力もらって、人生も捨てたもんじゃないな、とか、明日もがんばろうとかって思って帰ってくれるような、そんなライブにしたいと思ってます」


とか言うじゃないですか。




週に1度か2度の、貴重な一期一会。


そういう場/時間でありたいと、本気で思うのです。


(なかなか毎回うまくいくわけではありませんが。)





それで、もしかしたら誰かが


自分自身で勉強の楽しさに気がついて


自分自身で「広い世界」に興味でもわいてくれればよくて



「世界は広いんだよ」


だなんて


こちらから強要するように語る必要は全然ないんじゃないか


と僕は思います。



閲覧数:40回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Коментарі


bottom of page