私の息子(高1)、おかげさまで勉強はそこそこできます。
その息子いわく、
「授業で出てくる言葉(用語)に感動する」
んだそうです。
んん?
なんじゃそりゃ?
私も思わず聞き返したところ、
「例えば・・・数学だと『中点連結定理』とか、もう、バチっと決まったあ!!て感じだよね。理科に多いかなあ。『力学的エネルギー保存の法則』とか。歴史とかでもあるかな」
とのことです。
???
私もよくわかりかねますが(笑)、
でも、そういうお堅い用語をネタにすることはときどきあるなあ。
「英語の文法用語っていっぱいあるけどさー、この『現在進行形』!
これ超ーーーわかりやすいと思わない?!笑」
みたいに。
息子さらにいわく、
「授業で出てくる事柄にツッコミを入れる感覚で勝手に楽しむ」
んだそうです。
「アメリカの『孤立主義』?
つまり、体力も知力もダントツで高い奴なのに、
一人群れないでポツンとしてる奴、みたいな?ウケるな」
とのことです。
・・・・・
まあ、私にそこまで妄想はできないですが、
そんなところにツボがあるのかー、
とか思ったりしました。
他にも、同級生たちと「地理の気候区分で語呂合わせを作って楽しんだ」とのことです。
そういえば、
歴史の年代暗記の語呂合わせなんてのも、昔からありますよね。
「いいか、
あまり大きな声では言えないけど、
卑弥呼が魏に使いを送った年の覚え方を教えるぞ~。
ブ・サ・イ・ク(239)卑弥呼!どや!!」
みたいなことを言って楽しんだこともあったなあ。
まあ、「楽しみ方」は人それぞれですが(苦笑)、
人間、楽しいことや好きなことばかりやっているというわけにはいかないものですよね。
「今の時代、みんなが勉強を一律にやる必要なんかない。好きなことに没頭すればいい」?
ハイ、それも正しいです!
ただ、好きなことでも、絶対にどこかで壁にぶち当たりますよね。
やらなきゃいけないこと、あまり好きになれないこと、しんどいこと、
そういったものをただ苦役と受け止めて
「うぅ、めいよかくめい、めいよかくめい、めいよかくめい・・・」
と覚え込もうとする、
(それの劣化版が、勉強が「ただの作業」になるやつです)
のはやはりしんどいものです。
傍から見ていても切ないものです。
もちろん、必要なときもありますけど。
勝手に楽しんでしまう、それも一つの手かなと。
というか、みんなそうしようよ!!!
と思うのです。
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