「脅し」で勉強をさせたくない。
いま勉強しないと将来やばいぞ?
今も都会の子たちは睡眠時間を削って勉強してるんだぞ。
今ある職業の40%(でしたっけ?)は無くなるんだぞ。
この世は競争社会なんだぞ。
結局は学歴社会なんだぞ。
昭和の頃のようなみんなが豊かになれる時代じゃないんだぞ。
デキる奴はどんどん豊かになって、
デキない奴はどんどん貧乏になっていくんだぞ。
努力できるヤツが
一目置かれるようになるのは、当たり前というものだぞ。
だいたい世界の中で日本はもう「豊かな国」でもなんでもないんだぞ。
韓国もマレーシアもベトナムも中国もアメリカも
若者はもっとギラギラと勉強してるんだぞ。
そういう
「脅し」によって勉強のモチベーションを上げようとする手法、
やはり僕は好きになれません。
それらの脅し文句は、
100%かどうかはともかく、
本当かもしれないとは思います。
そういう気持ちになって
生徒を見ることはよくあります。
僕は危機感は割と強い方なもので。
実際にそんなことを生徒に言ったこともある気がします。
しっくりこない気がしました。
だから反省もしています。
正直いうと、
弊塾のホームページの「代表あいさつ」のところでも
そんな脅し文句的なことを少し書いています(汗)。
なのに
何偽善者みたいなことを書いてるんだ?
と思われても仕方がありませんが・・・
でも
少なくとも、生徒に対して
とくに「学び」の入り口にいる子たちに対して、
そういうことを口にしたくはないなあ。
口にすることがあるとしたら、
もともとギラギラにモチベーションが備わっているけれど
中弛みを起こしてしまっている子に対して、
とかかなあ。
僕らが義務教育で学ぶ程度の
国語社会数学理科英語保健体育美術家庭技術音楽。
脅しや競争や模試がなければ
学ぶことができないものなのか。
僕は、そうは思いません。
