弊塾では
小学部の国語の授業で
「三語短文」をやっています。
僕が考案したものではなく
先輩の塾長に教えてもらったもので、
3つの言葉を全部使って25字以内の文を作れ!
というものです。
学校の漢字ドリル等の中から
意味を知らない言葉を
意味を調べてもらった上で
3つ使って問題にしています。
例えば、
①「変革・筋道・敬語」
②「鉄板・深海魚・深める」
③「包囲・自覚・労働」
④「良好・苦笑い・出典」
⑤「伝説・確かに・複数」
こんなお題があったら、
皆さんならどんな文を作りますか?
弊塾の生徒が作った文は、
こんな感じでした。
①→
社会の変革の筋道を決め、それを敬語でつたえ合う。
「次世代への投資をもっと増やさなきゃいけないと俺は思うよ、ジョン・・・じゃない、今以上に増やさないといけないと私は思います、ミスター・ホワイト」「敬語で話し合うのがわれわれの決まりですよ」
②→
鉄板で深海魚を焼いて食べ、家で深めるまで宿題をした。
作者のYさんいわく、大人たちがダラダラ飲んで食っている間、子どもたちは暇になったので、家に入って宿題をやった、というストーリーらしいです(笑)。
③→
僕は天才と自覚してるのに包囲され労働にはげむ。
「くそーくそー、俺は天才なのに。こんなことさせやがって!!!」
④→
良好な出典だと思っていたが、友達に苦笑いされた。
インターネットリテラシー。ちゃんと出典を確かめること。鵜呑みにしないこと。大事ですね・・・。
⑤→
わたしの住んでいる都市には、伝説が、確かに複数ある。
「今日は、この町の、二番目の伝説について話そう・・・」
・・・いかがでしたでしょうか?
弊塾小学部の国語の授業では
・名作の音読
・三語短文
・出口式『はじめての論理国語』シリーズ
などを使って、
語彙力と論理力を育てています。
国語は
教えるのが難しい教科ですが、
絶対に
必要な勉強だと考えているので、
模索・強化していきたいと思います。
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