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【勉強の得意不得意】遺伝か、環境か。

勉強の得意不得意は、



遺伝によるところ



環境(≒家庭)によるところ



どちらが大なのか。






「先生」には、



どちらかというと



「環境」説の人が多い気がします。





家庭での小さい時からの



コミュニケーション



会話



絵本の読み聞かせ



習慣



そういうもので「賢い子」は育つんですよ。



子どもが生まれてから今まで、過ごしてきた時間の何%が「家庭」ですか?



塾の先生が与えられる影響なんてごくごく少しですよ?



私の経験からして、やはり「家庭」ですよ。



・・・



そういう先生が多い気がします。








一方で、



近年急速に進歩をとげている行動遺伝学の知見は、



遺伝の方が大きいことを示しているそうです。




「行動遺伝学者の安藤寿康さんによれば、学業成績の個人差の要因はざっくり、遺伝が50%、家庭環境(親の社会的経済的地位など)が30%、その他(先生との出会いのような偶然や本人が変えられる要因)が20%。」(※)



だそうです。

(※「塾と教育」2024.2月号 おおたとしまささんの連載より孫引き)





どちらとも



感覚的に正しい気もして



甲乙つけがたい気もします。






ところで





遺伝にしても環境にしても



結局は「親ガチャ」ってことでしょうか?








そういえば、



20%の「その他」



は?







僕はそこに、



いわば希望を見出したいです。






親の影響というのは避けられないものですが、



仮に思い込みだとしても、



「別に親に関係なく、自分で好きなものを見つけたし、自分で努力して伸ばしていったぜ俺/私は」



と思って大きくなる方が



その子にとってハッピーじゃありません?






僕はそう思うのですが、どうでしょう?






親として



そして教師として、




そういう「偶然」とか「本人」の努力を



後押しできれば、



と思ってやってきた気がします。



 
 
 

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