子どもに対して怒ってしまうこと
それは大体において、マイナスの結果しか生みません。
「先生は情緒的に安定していない」んだと子どもは受け取るから。
怒られるとパニックになる子もいるから。
起こられると反発の気持ちが起こる子もいるから。
先生の側に原因がある場合もたくさんあるから。
僕もカッとなって怒りを顕して失敗したこと数知れず。
怒らないようにしてきました。
もしその子が失敗や粗相をしたのなら、
何か原因があるはず。
なのに極めつけて怒っちゃいけない。
「怒る」ふりも身につけてきました。
・・・・・・
それでも、
「怒り」が沸いてしまう場合があります。
それは、その子が
「ラクしようとしている」
と感じた場合です。
頭を使わないでテキトーにやったな、という場合。
雑にやった場合。
心の中に純度の高い「怒り」が沸き起こるのを押さえられません。
男女・小学生中学生高校生を問わず。
子どもたちも、
「テキトーやるんじゃない」
という僕のセリフは結構聞いているんじゃないかな。
なんでだろう。
きっと、
そういう姿勢で、
「こんな感じ(=頭を使わないこと)でいいんだ~」と思ってしまって
この先やっていったら、
勉強なんか全然できなくなる
と思うから。
経験上そう思うから。
本当にそれは危険なサインだと思うんです。
それで
車道に歩き出る子どもがいたら怒鳴って制止するでしょ?
という感じで、
ちょっと声も荒げてしまうこともあるんです。
そんなことで怒らずともちゃんと子どもを頭よくできる
聖人君子みたいな先生もいっぱいいるんだろうな。
まだまだ僕も修行が足りんな。
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