こんな50代になりたい。
- orangejuku
- 5 日前
- 読了時間: 3分
5月2日、土曜日。
僕は疲れ切って帰宅した。
やっとゴールデンウィークだ。
4日間休みだ。
そんなその日、家族(妻と娘)は出かけていた。
よし独身貴族!ひゃっほーい!!!
とはじける気力と余裕(と時間)もない僕は、
とりあえずビールを飲みながら、録画してあったテレビ番組を一つ(正確には2回分)見ることにした。
一ヶ月くらい前の「EIGHT JAM」という音楽番組。
パンクバンド、Hi-STANDARD(ハイスタンダード、以下ハイスタ)のメンバー3人が出演して、インタビューに答えていた回である。
前編と後編、2回にわたって放送されたものだった。
・・・・・
ハイスタは、僕はヘヴィメタル雑誌に紹介されていて知った。
名前の通りハイスタンダード(高水準)な演奏ではないが、明るく楽しい音楽だ、と好意的に紹介されていた記憶がある。
聴いてみると、最高だった。
そしてあっという間に世間に広まった。
ライブにも行った。演奏開始のとたんモッシュ(音楽にあわせて客が暴れ踊ること)が始まり、その勢いはすさまじかった。初め楽しんでいた僕も、2、3曲くらいで
「やばい、このままだと息切れて踏み潰されて死ぬ」
と恐ろしくなり、会場の端に避難したのは強烈な思い出である。
ハイスタの存在感は大きかった。
「はじめてのチュウ」をコピーする高校生や大学生を何組見たことか。
僕はコアなファンではなかったが、
自力でレコード会社やフェスを運営していること
東日本大震災を機に再始動したこと
一切の前宣伝なしに突然新曲を発表し、ファンを驚喜させたこと
などは当然知っていた。
2023年、ドラマーの恒岡章さんが急死してしまったことも。
・・・・・
番組の前編は、見ていて心躍った。気持ちが高ぶった。
3人の若者が、手探りで(レコード会社に直で電話をかけたりとか)、やりゃあいいじゃんの精神で、どんどん道を切り開いていったこと。
自分たちで会社を作り、お金や法律のことも勉強し、それが当時音楽業界でいかに革命的だったかということ。
すげー
かっけー
僕なんて20代何もしてなかったなあ・・・と思った。
後編は、つらい話続きだった。
全力で駆け抜けたがゆえに疲弊していったこと。
メンバーが心身のバランスを崩し、活動休止を余儀なくされたこと。
メンバー間に亀裂が入り、長く音信さえ不通だったこと。
そしてまた始動し始めたにもかかわらず、ドラマーの恒岡さんが急死してしまったこと。
涙なしに見ることができなかった。
にもかかわらず、
残った2人のメンバーは、新しいドラマーを正式メンバーとして加入させ、ハイスタを続けていこうとしていた。
酸いも甘いもあったこれまでを乗り越え、絆をじんわりと再確認していた。
「20代30代を家族のようにすごした奴を、好き嫌いの一言で片付けられないですよ」
「ライブ中に聞こえてくる健ちゃんのギターの音がほんと好きで」
人生どう転ぶか、どこに流れていくか、わからないものだなあ、と思った。
それにしても、横山健さん(ギター)イケオジだなあ、と思った。
※もちろん難波さん(ボーカル/ベース)もかっこよかったが。
笑顔は柔和で、話しぶりは落ち着いて、理知的な感じだった。
ステージ上で飛び跳ねている短パンのパンク兄ちゃんのイメージしかなかったが(笑)、
歳重ねるとこんな風になるのか。
かっけーわー。
それが今回一番印象的だったことかもしれない。
・・・・・
ゴールデンウィークも後半ですね。
どうぞ楽しいお休みを♪
追記:
先ほども書いたとおり僕は、「にわか」勢ではないけど、ハイスタのコアなファンではないので、ファンの方にとっては無知・無神経・不快に思われるようなことを書いてしまったかもしれませんが、もしそうだったらどうかご寛容ください(_ _)




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