【説明】つっかえつっかえでいいから。
- orangejuku
- 2024年3月22日
- 読了時間: 2分
中2数学、「箱ひげ図」。
3年前の学習指導要領改訂で
高校から中2に降りてきた単元です。

問題では
(1)この図から読み取れるものとして、正しい文なら〇を、間違っている文なら×を、正誤がわからない文なら△で答えよ。
①60点以上の人数が最も多いのはA組である。
②20点未満の人数が最も多いのはC組である。
・・・
みたいな形で出されることが
多いようです。
図を正しく読み取れるか、
を問うているわけですね。
これをそのまま
やって終わるだけでは、
ただの〇×ゲーム
勘でやったら合っていた
になってしまいます。
だから、
今回、答え合わせのときには
手間はかかるけれど
「一問一問、なんで〇か×か△か、説明するべし」
というミッションを課しました。
これは頭の体操
そして言葉の練習。
楽しいひとときでした。
詩人の長田弘さんに、
「中身がない言葉ほど、きれいにすらすら出てきて断言調で語られる。真に語りたいことのある人は、言葉を考え選びながら、舌をもつれさせたりつっかえたり汗を流したりしながら語る」
という内容の詩がありました。
(手元になく、うろ覚えでごめんなさい💦)
もちろん
彼ら彼女らもすらすらと
うまく説明なんて
できるものではありませんが、
未完成で拙い状態でも、
頭がこんがらがりそうになりながら
なんとか言語化しようと
がんばって
言葉を紡ぎだそうとしている
そんな努力につきあうのが
僕はことのほか好きです。
Comments