お説教は苦手。
- orangejuku
- 2023年12月14日
- 読了時間: 2分
僕はお説教をするのが苦手です。
生徒にも、自分の子どもたちにも。
口が下手だからです。
上手な人もいると思います。
「ちょっと話そうか。」と座らせただけで
子どもはもう緊張し、反省し始める。
とくとくと道理を説き、
もしくは論破し、
子どもをおのずから反省させるように追い込む(←言い方が悪いかもしれませんが)
そういうのが得意な人もいると思います。
僕も学校の教員をしていた頃は、
そういうことをしなければならない(のではないか)という状況がよくありました。
でも・・・全然ダメでした。
ホント、口下手なのです!(泣)
いつしか僕が気が心がけるようになったことは2つ。
①説教の方程式:説教の効果=熱量÷話の長さ
あくまでも僕の場合ですが、
話が長くなればなるほど逆効果。
インパクトが薄れて台無し。
いつか宴会で「乾杯の音頭を・・・」と言われたら、
大声で
「乾杯!」
の一言だけで済ませようと妄想しています(笑)。
もう一つは、
②説教をしなくていいような仕組みにする
僕はこの②に全力を挙げてきた気がします。
往々にして、
「なんでこんなことやんなきゃいけないんだ?」
と思うからやらないのだと思うし、
楽な道があれば誰だって楽したくなるのは人間の性だと思うのです。
そういう風に思わせなければいいんです。
「毎日英作文」をサボりがちな子らがいます。
またかよてめぇやる気あんのかぁ(怒怒怒)、
と思わないこともありません。
でも、そういう子は
来週の英語の授業後に
残ってやっていってもらう、それだけ!
やる意味が感じられないものなら
サボりたくも反発したくもなるかもしれませんが
やると効果があるものであることは既に実証済み♪
分量やレベル的にキツ過ぎるならともかく
やれば5分そこいらで終わるものです。
だから自分がいけなかったことはわかっているので
そのペナルティーに不服を表す子はいません。
僕は涼しい顔して
「お前、今日残って土曜日の分やってけよ。」
と言うだけ。
ここで
「お前最近たるんでるぞ」
「そんなことだと将来なあ、」
とか、
精神論を説く必要ゼロ!
むしろマイナス!!!
(僕の場合。)
具合が悪かったのかもしれないし
虫の居所が悪かったのかもしれないし
夜部のあと疲れ果てていたのかもしれないし。
本人言われなくても反省しているかもしれないし。
人にはみんな事情ってものがありますからね。

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