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この地域の子どもたちの英語力の向上に少しでも貢献したい。

弊塾では、



小学生段階からの英語を開講していません。



今のところ。





マンパワーの問題もありますが、



「英語よりも国語(算数)」



と思わざるを得ないからです。








だから、



学校と同じく中1の4月からスタートすることになります。








まったくの日本語ネイティブの田舎の子たち。



「そうは言っても、小学校でもやっているし、なんだかんだ生活に浸透してるでしょ英語は?」



と思われた方は、








都市部のインテリさんなんだと思います。









(以下は、個人差はありますが、)



まず「way」が読めません。



読めない単語だらけです。



「ワ行にエイの音をくっつける!」と言っても、



「ワ…エイ…?」



「エ…エイ…?」



という子続出。



(まあこれについてはコツがあります♪)






「ウェイ」という発音を口で教えても、



カタカナでうまく表記できない子もたくさん。





「ワエイ」とか「ウェエイ」とか書いたりします。




無理もありません。



もともと日本語にない音ですから。




「ウに小さいエって書いて、それからイと書くといいよ」



と教えることもよくあります。






「ローマ字」と、英語のABCの違いがわからず、



バスを「basu」と書いたり、スクールを勝手に「sukuru」と書くこともしょっちゅう。



文頭や固有名詞の最初が大文字でない



こともしょっちゅう(なかなか直らない)。







ちょっと先に行くと、



語順の感覚を身につけるのがまた大変。




どうしたって日本語の語順で考えてしまうのです。



Do you in the band what play?



なんて文を作ることはもう



ざら。








思い返すと、一年生の一学期はなかなか



カオスでした。



あ、僕はカオスに陥ってはいないです(笑)。





これをやったら次これ、



ということについては自信をもって教えています。




でも、先に進むのをやめて



同じことをもう一回、というときも何度もありました。


保護者の方から、「家で作文の課題をやっているけど、パニックでべそをかいている」という相談をいただいたこともありました・・・







じゃあ、そうならないように、



小学段階からやっちゃった方がいいか。





今のところ僕はそう思いません。







異なる世界との遭遇に伴うカオス(個人差はありますが)を、ちゃんと経験するべきだと思うからです。





カオスに耐えること数か月、



マグマが冷えて固まってきたかのごとく、



しっかり英語の基礎が固まってきたと僕は思えます。



信頼できると感じます。






中学の途中から(「ヤバくなってから」)



追いつくことも



もちろんがんばれば全然できますが、





なるべくなら



中1の最初の時点から



じっくりと始めてほしいなあ・・・







近隣の中学の



学調での英語の学年の成績(平均点など)を見ながら、






そんなことを思う坂内です。



 
 
 

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