僕がご家庭に望むことは
「授業(や補習)に毎回ちゃんと来させてください」
それだけです。
他に何も望みません。
ご家庭でもいっしょに勉強みてあげてくださいとか、
プリンタを購入してくださいとか、
ご家庭でも知的好奇心を掻き立てるおもしろい会話をたくさんしてくださいとか、
そんなことは全然望みません。
中1数学、比例のわからない子がいたとします。
中学でy=axの形になると途端にわからなくなる子が多いですね。
そんな子でも、
「これは、『xにaをかけるとyになるという関係』だよ。これがすべてだよ」
というポイントを教え、
その後補習に来るたびに毎回毎回
「比例y=axってどういう意味だ?説明しろ」
と求め、何回も繰り返していくうちに、
染みついてくるんです。
芽が出てきます。
いい感じに。
・・・というところであっさり休んでしまって、
間が空くとします。
それは、
子どもに出てきた「芽」を
いとも簡単に摘み取ります。
家族の用事
病気
もちろん、仕方がないことも多いですよね。
でも、理由が何であれ、
その「休み」がハンデになってしまうことは、物理的な、冷徹な現実です。
ハンデになるということは認識しておいでか。
自分の子はハンデでもちゃんと追いつけるようにやる子なのか。
その埋め合わせをちゃんとわが子にやらせる(ように支援する)つもりがご自身におありか。
それらを考えられたうえ、
リスクを引き受ける覚悟をもって、
「お休みさせる」という選択をしていただければと思います。
ご理解いただけることを願ってやみません。
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