弊塾の、とくに男子では、
英語や数学の内容云々の前に
「字が汚い」(あと、「姿勢が悪い」)
というのが気になる子が多々います。
成績の低迷する子は、大体字が汚い(雑)です。
アインシュタインやカール・マルクスはすさまじい悪筆だったそうですが、
天才ならぬ我々や生徒の場合、
字が汚い(雑である)
↓
問題全般を雑に処理している
(そういう習慣が身に染みついている)
↓
成績低迷
というケースが非常に多いと
経験知的には言わざるを得ません。
かといって、
「字をきれいに書け」
と言うのも、そう簡単な指導ではないんですよねー。
私も字が汚いほうです。
少なくとも、「きれいな字だ」と言われたことは
生まれてこの方、記憶の限り一回もありません(泣)。
一生懸命書いているんですよー、本人は。
汚くなっちゃうんですよー。
「字をきれいに書きなさい」
と言われても
途方に暮れちゃうんですよ。
「うっせーなあ」と
思われてしまうかもしれません。
精神論じゃないアドバイスをしてあげなければなりません。
今日は、N君に
「字の最後の止めるところ、しっかり止めてみな」
と言いました。
私もときどき思い出して自分でやってみる方法です。
「字をシャーっと書き散らすんじゃなくて、
最後しっかり止めてみろ。
自分の書く字に、責任を持つような気持ちで!」
と。
そうすると、

こんな感じ(↑)だったのが、

こんな感じに(↑)、
だいぶよくなりました!
縦の線が、だいぶしっかりしましたね。
これを気を付けてやると、
力が必要になるので
自然に左手が紙の上に置かれ、ひじをつかなくなっていました。
また、
書くのに時間がかかるためか、
少し余裕を持って、考えながら書くようになっていました。
いいぞいいぞ!!
しばらくこのN君に対しては、
これを呪文のように連呼していこうと思います。
自分の悪筆がどうも困る、という方!
どうぞお試しあれ!!
Kommentarer