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たくさん脳みそに汗をかいてほしい。たくさん笑ってほしい。

こんな記事(↓)をネットで見ました。




ちょっと刺激的で


やや不快なタイトルではありますが・・・





初っ端からこんな現状紹介で始まります。



6月25日にTwitter(現在、X)へ投稿された、ある高校教師による下記のツイートは、5.4万いいね(8月2日現在)を獲得し、注目を集めた。

《学力の低い高校で教えてて何が辛いって、生徒が「知的好奇心」を全く持ってないこと。彼らの「面白い」は「瞬間的・感覚的に笑える」ということでしかない。習ったことがつながるとか、考えてみれば奥深いとか、苦労して分かる楽しさとか、そういうのが全然ない。勉強の面白さが一切伝わらない。》



法政大学キャリアデザイン学部教授の児美川孝一郎氏によると、1980年代のいわゆる「低偏差値校」の生徒は、授業態度が悪く、非行に走るような「ヤンキー」だったのに対し、最近の「低偏差値校」では学習意欲がなく活力がない生徒が増えているという。




ふむふむ。




その後この記事では


大都市ではこの傾向の二極化がますます顕著で


「悲惨」な現状であるとか、



学校制度に問題があるとか


色々論じておりますが、



僕としては、次の個所が


とてもリアルだと思いました。



したがって、ある時点で勉強につまづくと、その後もずっと挽回できずに学力が低いままになってしまうケースが非常に多い。いわば、小中学校時代の問題が高校まで先送りされているだけなんです。

小中学校時代に培われるべき自己効力感が不足していると、学習意欲も低下し、さらに勉強が嫌になってしまう。(※前出・児美川氏談)




よく聞くような話かもしれません。





でも、僕ら教師


生徒にそういうバックグラウンドがあるかもしれないことを


想像することをついつい忘れてしまいます。




で、腹を立ててしまうのです。


「やる気あるのか!」


「少しは頭使って考えろ!!」


と。




悪循環の強化に手を貸す塾講師。





それはその生徒にとって理不尽なことだよなあ、と


痛感し肝に銘ずるようになったのは


割と最近です。






その悪循環は、容易ではないけれど、


やはり断ち切りたい。




上に引用した高校の先生のいう


「好奇心」や、


勉強やって楽しかったという感覚を、


少しでも持ってほしい。




「無気力な生徒」を、


微力ながら


少しでも減らしたい、


と思うのです。


ソラマメ発芽!

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