つらいよな。
「課題をとりあえず出せばいいんでしょメンタリティ」
「その時間の間は座っていればOKでしょメンタリティ」
これは、勉強に苦戦する子からなかなか抜けません。
(いや、勉強できる人でもそれはあるかもしれないか・・・。)
無理もありません。
長年にわたり、勉強への苦手意識が積もりに積もった状態。
勉強といえば、怒られたり、笑われたり、呆れられたりという経験が積み重なった状態。
勉強=よくわからない
勉強=退屈
勉強=眠い
勉強=怒られる
勉強=苦役
勉強=つらい
モチベーションは退化しきってしまった状態。
そのような子たちに、
「勉強への攻めの姿勢!」
なんてことを説いても、
ほら、ふわ~っと右から左に抜けていきます。
そんなメンタリティの子たちに、
プリント爆撃!とばかりにガツガツ課題を与えるのは、
何もしないよりはいいのかもしれませんが、
まさに「糠に釘」「のれんに腕押し」といったところです。
土台が砂みたいなもので、積んでも積んでもサラサラ崩れていきます。
どうすればいいか?
その子たちのプライド
楽しさ
そんなものが重要なキーワードかな。
自分もそうそううまくいっているわけではありませんが。
未来を担う大事な生徒たちに、形だけの無駄な苦労はさせたくない。
将来、何も考えず与えられるのを待つだけの大人になってほしくもない。
明日も現場で行動しつつ思考を重ねたい、思考しつつ行動したいと思います。
