とりあえず、いい加減はダメ!!
塾講師を、それもあまり成績上位層対象じゃない、というか成績下位層を多く抱える塾をやっていると、日々子どもたちの「いい加減さ」との闘いです。
英語の疑問文、毎回毎回「?」をつけない。
動詞が三人称単数なのか、過去形なのか、何も考えない。
語順も考えずに単語をぶっ込む。
約分しない。
目に留まった数字でテキトーに式を作る。
読めばわかるはずの解説箇所を見ない。
・・・
やっつけ仕事のようにこなすだけ。
やっぱそれじゃまずいと思う。
全ての子どもに勉強を好きにさせられる力、成績を上げさせられる力なんて私にはありません。
本人の危機感とか、自分の意志と努力とかがなければ、
「神講師」の「神授業」を受講しても、成績も学力も1ミリも伸びません。
残念ながら。
いや、勉強だけが人生のすべてではない。
勉強以外のところで成功したり、輝いている人はたくさんいます。
これは皮肉でも突き放しでもなんでもなく、私はそう思います。
でも・・・やはりテキトーはよくないと思うんだよねー。
それでOK、と思って世の中(高校)に出て行っちゃうのは、やはりよくないと思うんだよねー。
大人になったらそんなの関係ない?大人になって仕事でやらなければならない、となったらきちんとやるようになる?
本当にそうかしら?
私のところでお預かりさせていただく以上は、
そんな「いい加減さ」に対し徹底的にダメ出しさせていただく所存でございます。
結果としての成績とか、
応用問題とか、
そういうものに目くじらを立てるつもりはございません。
ただ、気をつければわかる/できるであろうことを、気をつけようともしない、そういう「いい加減さ」には、真剣に対峙して指導していきたいと思います。
