何かを一回教えたというだけで、
納得し理解し定着し、「や〇気スイッチ」も入り、
・・・となるなら何も苦労はない。
教師側の本音を言ってしまえば、
「なんでここでこんなにつまづくかねえ・・・」
と言いたくなる場面はいっぱいある。
常にある。
そんなとき僕ら教師は
往々にして、
「抽象的概念の理解に難がある・・・」
とか
「国語力に難がある・・・」
とか、ご立派な診断を下す。
それで何か進展するというのか。
大体、苦手分野なんて、誰にでもあるでしょうが。
一般論として、
苦手なことは、繰り返してやればいいではないか。
それをまず試したのか。
子ども本人がそんなことはしないだろうから、
塾の先生があきらめずにやってやるしかないではないか。
もちろん、
ただ闇雲に、しゃかりきにガンガンやればいいわけはない。
つまづいている単元の、
「これだけはわかるべし」という大事なところ
本質
教え方
伝え方
を、調べ尽くし、考え尽くす。
要点はなるべくシンプルに
絞りに絞って。
それを毎回毎回くりかえす。
もちろん
繰り返してもできが悪いからといって、
嫌味
は禁物。
(鬼畜に聞こえるでしょうけど、この「嫌味」ってやつ、指導者はついつい言いたくなってしまうんですよね・・・💦)
淡々と。
後味を悪くしちゃいけないから、
eテレに出てくるオフロスキーを気取って
「またやろう♨」
とか言ってまた来週~。
そんなことを一か月も繰り返せば、
「またわりざんだーw」と言って、
わりざんに親しみさえ持つようになろうというもの。
「学習障害」「算数障がい」「難読症」・・・
そんな言葉もよく聞くようになったが、
素人がそんな疑いを持って思考停止する前に、
やれることはたくさんあると思う。
ニンニクの芽。絶賛発芽中!!
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