ゆっくり運転。
最近、授業でつとめて心がけていることは
「ゆっくり運転」
です!
先日は中1の数学で、
「垂直二等分線」について授業をしました。
垂直二等分線をやったら、ついでに「角の二等分線」もやってしまいたくなるところ。
テキストでも両方とも一つの単元にまとめてありますし。
問題も、「垂直二等分線」「角の二等分線」で1時間くらいの分量になっています。
しかし!
ここはグッとこらえて、欲張るのをやめ、
「垂直二等分線」のみをじっくりやりました。
生徒が問題を全部やってしまったら
(演習の時間は、できた生徒が私のところにきて答え合わせをするので、各自のペースで1ページが終わることが多いのです)
「よし、今日進むのはここまで!」
なんて言葉をかけました。
これ、最近気に入っている言葉かけです。
生徒の方に「よっしゃ!」みたいな気持ちが広がるのが見て取れるからです。
余った時間は前の単元の復習の問題をしたり。
一方で私は
学校の授業よりも先取りをしたいので、
さくさく進めるために、
「教える」「練習させる」ところは本当に大事なところに絞ります。
「あれもこれも」やろうとしてしまうのは、
子どもを教える上では(常にとは言いませんが)悪手なのかなと、最近思います。
生徒に、
「ほう、こんなもんか。できたできた!次もがんばろう♪」
と思ってもらいたいのです。
ファーストコンタクト、第一印象、
が悪いものになってしまったら挽回が難しいなと思うのです。
