弊塾中学部には
「補習」の制度があります。
弊塾の重要な柱かもしれません。
弊塾中学部の授業は
現在のところ
学年・教科ごとの「集団授業」が中心です。
学校の授業の流れに沿って、
学校よりも少し先にやるようにしています。
その集団授業についていくのが難しい子に対し、
別の日時に
個別に
追いつきのために
課しているのが「補習」です。
補習の分の料金は頂いていません。
集団に追いつけたと僕が判断したら、補習は終わりになります。
補習での方針は、
とにかく基礎から、最初からやること。
英語だったら
一般動詞とbe動詞から、
生徒によってはABCから、
数学だったら
生徒によっては小学校の算数とか、
九九から。
昔は僕も
時間を気にして焦り、
とりあえずこことここだけできればいい、
こことここができれば次のテストで20点(50点満点)はいける、
だからそれだけガンガン練習だ暗記だ、
ということをやっていた時期もありました。
でも、
これだけならできるっしょ、
と思った「こことここ」も、
それ以前のことができていない子には
ちんぷんかんぷんだったんです。
仮にそのテストは
なんとかそれでちょびっといい点を取ったとしても、
その後はまた永遠に低空飛行。
何をいくら教えても練習させても
砂に水を注ぐよう、
砂で城を作るよう。
基礎をしっかりさせなければ何をやってもダメだ
という、
部外者の方から見れば
当たり前すぎて噴飯物レベルな方針を確立したのは、
恥ずかしながらここ4年くらいのことです。
基礎がしっかりしていない建物は、
危なっかしくて
住むことも使うこともできませんよね。
テストの点数?
申し訳ないですが
そんなの二の次です。
高校入試に「間に合う」か?
ごめんなさい
間に合わないかもしれません。
でもね、
基礎がしっかりすれば
必ず得るもの
残るものはあります。
必ず。
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