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勉強にタブレット、要ります?

東京都葛飾区の塾の先生が、


こんなブログ記事(↓)を書かれていました。




(引用許可を頂いています。加藤先生、ご快諾ありがとうございました!)




これによると、


この先生の塾では


タブレット学習に懐疑を持ちつつも、



タブレットの内容から定期テストの問題が出ることもあり、



テスト対策期間の自習でタブレットを使うことを


制限付きで認めていたが、



このたび(10月末)、塾内では全面禁止にしたとのこと。





理由は、



①タブレット依存度の高かった子が、前回の中間テストであえて


「タブレット端末、完全に無し」で挑んだところ、成績が大いに向上し、得点・学年順位とも過去最高点を達成したこと




②以前より、


タブレット使用頻度の高い子ほど成績が上がりづらい現実があったこと




③学校でもタブレット学習への依存度が減少しているらしいこと



とのこと。





③については、こう書かれています。


「コロナ禍におされたこともあり、中学生のタブレット端末を使った学習は、この地域でも、急激に増加傾向にありましたが、 最近はその傾向がおさまりつつあります。 定期考査の試験範囲に組み込まれる部分が、徐々に減少しているようです。 」





貴重な現場の証言だなと思い、紹介させていただきました。








なーんだろう、



「紙とペンでできていたはずの勉強が、


電子機器や映像がないとできないものかよ」


と、僕はどうしても思ってしまうんですよね・・・。



古い人間だ、とは承知しているのですが。




デメリットも目に付くし。


(↓今年3月28日弊塾ブログの記事もご参考までに)







もちろん、


メリットもたくさんあることは重々承知しています。




映像なら例えば数学の立体の問題を理解するのに便利そうだし


巻き戻して何度でも確認できるし


AIは学習者の弱点を的確に把握して的確な問題を出してくれるというし


僕自身


いま自分の勉強でYouTubeや色々なサイトを大いに活用しています。






でも・・・



そんな風にタブレットやスマホを有効活用して勉強できるのは、



ガンガンにモチベーションがある人の話。




現場の人(先生、保護者)なら


誰だって経験で知っていると思うのですが、



モチベーションに欠けていたり


勉強に苦戦する、ましてや子どもに、




便利な機器を与えたからといって


魔法のように勉強ができるようになる、



そんなわけはないと思います。

弊塾での勉強風景には、タブレットのタの字もないです。時代遅れなのか、田舎すぎるのか・・・。

 
 
 

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