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ドリルの前に必要なこと。

orangejuku

最初は、



ほんとうに身の周りのものを調べることから始まる、



勉強。





さくらんぼはなんこあるかかぞえましょう。



どちらがながいでしょう。



10を7こあつめるといくつでしょう。



20このあめを4人にくばると、1人なんこずつになるでしょう。






学年が上がるにつれて、勉強は抽象的になり、



生活の実感からは離れたものになっていきます。





1を5こと、0.1を7こ、0.01を2こあつめた数はいくらですか。



1/5+1/3=?

(↑分数の「5分の1」です💦)



2/5÷3/2=?



1gあたりの重さが大きいのはどちらでしょう?





(-5)×(-7)=?



y=6/xのグラフを書きなさい。



中央値



y=-4x+3



平方根



x²=5





判別式



三角関数



虚数解



微分・積分



標準偏差



正規分布




・・・




そういった抽象的なものを



実感とかけ離れた、



実感を超越した概念を



自由自在に操ることができること




それが一般に「頭がいい」こと、



とされるものだと思います。




文系学問でも同じようなことが言えると思います。








注意しなければならないことは、



そんな



「抽象」を操ることができる根底に、



「具体」にたっぷり慣れ親しんだ時期が必要だということ。






少なくとも小中学校のうちは、



数とか図形の計算や公式が、



実感をもって納得できないといけない。





「地に足がついている」



ことがやはり必要だと思うんです。








そこをすっ飛ばして、



抽象だけを相手に、



何がなんだかよくわからないけど



「こういうものだから」



「やり方覚えて。さあ、練習しまくって叩き込め!」



ってやると、





・・・やっぱり低迷するしかありません。









計算問題だけでも、



って、



中学のテストで、計算問題の配点は



せいぜい20点(50点満点)くらい。








小学部の算数は、



そんな風に



まだ幼くてもカチンカチンになり始めてしまっているアタマを



溶かすことに時間をかけます。



国語もですね。




焦らずに



楽しく!



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