子どものモチベーション
なかなか大人の思うようになるものではない。
少なくとも僕はそう。
僕は、
すさまじい口下手で、説教も下手くそなもので・・・。
今は少子化だから
受験の圧も弱まって、
小中学生のモチベーションも上がりにくくなっている、
と言われることはよくある。
僕もそう感じることがなくもない。
そんな今の子たちの
勉強へのモチベーション
危機感
を喚起する方法の一つとして、
AIの普及
格差社会
日本の衰退
なんだかんだいって学歴社会であること
など、要は
「社会のこと」
「将来のこと」
「不確定な時代のこと」
を引き合いに出す先生は多いと思われる。
「お前ら、こんなヌルいままでいいのか!!将来生きていけないぞ!」
というわけだ。
それは間違っているというつもりではない。
僕も思うところは多々ある。が・・・
小学生や中学生に
そういう「脅し系」のことを言うのは、
僕は自分に禁じるようにしている。
話を戻そう。
「子どものモチベーション」、でした。
というか、
やる気がない子やサボる子をどうするか?
という話ですね。
僕はシンプル。
やるべきことが終わるまで帰らせません。
課題が終わった子から帰っていく。
「時間がきたから終わり、じゃないよーここは」
と生徒にも言っている。
毎日英作文をさぼってしまったなら、
毎週の英語の授業が終わった後
残ってやってもらう。
お説教は皆無。
どんな子だって、
「あちゃー」
ぐらいは思うでしょう。
将来や社会の話で
目が醒めて
「よし、今日の数学のドリルがんばろう」
と思う子って、
どれぐらいいるんだろう?
いや、
そういうことを熱くあるいは巧みに説くことのできる方もいるし、
(本当にリスペクトします)
そういう言葉が刺さる子もいるだろう。
多感な時期に先生から熱い言葉を聞く
とても素晴らしいことだ。
でも、どうしたって、多くの子には
「遠い話」
になるのではないか?
リアリティの感じられない話で、
人は本心から動くことはできない。
子どもたちにとってのリアリティは、
「今ここで行われている授業」
であるし、
そうであるべき。
僕はそこで、
手術を任せられた医師のように、
全権を委ねられている。
だとしたら
「その時間しっかりやる」
ことについての責任や、
「その時間の勉強におもしろいとかなるほどとか思ってもらう」
ことの責任は、
社会や時代のせいにはせず、
自分でちゃんと負いたいと思う。
んー、ちょっとうまく言語化できませんでしたが💦
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