モチベーション?
- orangejuku
- 5月10日
- 読了時間: 2分
有名なスポーツ選手や、
有名な経営者や、
人気なマンガの主人公
そんな人らの言葉を引きながら、
「毎日(勉強)することの大切さ」
「(勉強を)あきらめない根性の大切さ」
「辛い(勉強の)努力の後には得られるものがあること」
を説く先生は多くて、
間違いではないとは思うが、
子どもに本当に届くか、というと疑問だ。
子どもにとって、
勉強は自分からやりたいと思って始めたものではないからだ。
日本国憲法に書いてあるのは、子女に教育を受けさせる義務であって、学ぶ義務ではない。
勉強が、バスケや野球やダンス、はたまたゲームに比べて、
面白さではかなわないことは明らかだ。
(一応、主体的にやるものということで、動画やSNSをぼーっと見ることは、はずしておきました。)
子どもが、とくに小さい子どもが、勉強しようと思うのは、
「素直さ」
のゆえだ。
大人の言うことは、間違いなく良きもので大事なものだから(というか、その通りにしないと死んでしまうから)、当然しっかり聴いて真似しなければならない、と思う自然のメカニズムだ。
将来から逆算した上でのモチベーションなんてあるものか。
思い出すと僕の子ども2人は、2人とも、
幼稚園・保育園の終わりごろから小学校の初めごろ、
勉強をすごく楽しみにしていた。
小学校から新たに始まる「勉強」を。
2人とも、よく似たような自作の「教科書」を紙に描いてつくっていた。
おままごとの一種だ。
「かんたんさんすう」とか書いてあったなあ。
かわいいなあ~と思ったし、
まあ今のうちだけか、とか思ってちょっと胸が締めつけられたりとかしたものだ(笑)。
そんな心は、実は相当後まで残る。
それをふみにじったり、
歪ませてはならないと思う。
反省も込めて。

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