20代のころですが、ある変わった学校の人たちと交流がありました。
コロナもあり、最近は疎遠になっていますが。
フリースクールとか、自由学校と言ったらいいのでしょうか。
公教育制度に依らず、いろいろな教育実践家の教えを参考にしながら、自分たちで必要と考えたことを実践されている方々でした。
自分とは基本的に立ち位置が違いましたが、その方々の言っていることや実践で、参考になることはたくさんありました。
そこの授業では、
「1か月などのまとまった期間の間、あるテーマについてだけひたすら授業(学習)をする」
ということが行われていました。
最初聞いたときはもちろん驚きました。
普通の学校なら、1時間目数学、2時間目国語、3時間目音楽・・・と、毎日めまぐるしく色々な授業がありますよね。
でも、その学校の方々によれば、
一つの期間には一つのこと(だけ)をじっくり、ひたすらじっくり、
極めるくらいじっくりやってからスパッと終わらせて次に行く方が、
子どもの心には残るものがあるのだそうです。
(そのようにじっくりやった上での)忘却も大事で、
その間に土に栄養が染み込むがごとく、子どもに染み込んでいくのだそうです。
(うろ覚えで不正確な表現ですが。)
もちろん塾としては真似などできない話ですが、
学習というものについて本質を突いているかもしれないな、と印象に残る話でした。
ずっと印象に残っているので、影響を受けているかもしれません。
というわけで(?)、
今週は中2英語はひたすら「現在形/過去形/進行形/命令文」の復習!
それ以外をあれもこれもと問いはしないから、
安心して現在形・過去形・進行形・命令文(特に前者2つ)の復習に専念してほしい!
まずは「これは過去形の文だから、えっと・・・」と意識を持つところから。
適当にやっちゃう、ということを根絶してほしい。
これらのモードを完璧にマスターしてほしい。
それがわかっていること前提で、無慈悲にも教科書や学校の授業は先に行ってしまうから。
Comentários