世界も人口減少か・・・
- orangejuku
- 2024年4月24日
- 読了時間: 2分
「日本人の数が一年間で83万人減少」
「統計開始以来、最大の減り幅」
と今月総務省が発表していました。
正確には
2023年10月1日時点で、
その前年と比較しての数値らしいです。
これは山梨県消滅と同じ数字だ、
などと言われています。
いっぽうで、
世界の人口も、
実はいつの間にか人口減少が始まっているらしいです。
こちら(↑)は3月の発表ですが、
【パリAFP=時事】今世紀末までに、ほぼすべての国や地域において人口が減少するとした研究結果が20日、発表された。米研究所の論文が英医学誌ランセットに掲載された。
米ワシントン大学保健指標評価研究所(IHME)の国際研究チームは、現状において既に約半分の国が、人口を維持するための出生率に達していないと指摘した。
さらに、2050年までに約4分の3の国や地域で人口が減少に転じ、また今世紀末までにはこれが97%(198/204)にまで拡大するとしている。
サモア、ソマリア、トンガ、ニジェール、チャド、タジキスタンの6か国だけが2100年時点で人口の維持に必要とされる女性1人当たりの出生率2.1を越えると予想された。
などとあります。
ほぼすべての国で、経済成長を持続させるためには「自由移民」に依存する必要性が生じてくる、とも。
環境問題にとってはいいことなのか?
一方で、
社会保障や国家財政、社会そのものの維持など、
マイナスもいろいろ思い浮かびます。
「人口減少の日本にとどまっていてもしょうがない」
「世界にどんどん出ていったらいい」
「日本はもう『貧困国』になった」
「中国を見ろ。インドを見ろ。マレーシアを見ろ。その活気を!」
という意見はよく聞かれますが・・・
どうなんだろう。
世界を知らない旧世代の僕に
えらっそうなことは言えません。
言うは易しだけど。
結局、
理想の国なんてないのでは?
子どもたちに
「正解の生き方」
を教えることはできないけど、
どこに生えるとしても、
どこに生きるにしても、
自分の頭と力でしぶとくタフに生きることができてほしい、
その力だけを身につけてほしい
と思います。
無責任かしら?

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