もう6年くらい前、まだ私が中学校に勤めていたときのこと。
学校勤め最後の年、秋ごろでした。
学校勤めに終止符を打つことを決意し、ご縁で声をかけていただいた(その後4年間お世話になった)下田の進学塾クローバーさんのところに、お話を伺いに行きました。
夜の7~8時くらいだったでしょうか。
教室に入って仰天したのが、
「み、みんな静かに自習している!?中学生や高校生が!!うそっ???」
でした。
何言ってんだ、中学生が勉強しているなんて当たり前じゃないか、
と思われるかもしれませんが、
実際のところ学校生活(とくに中学校)というのは、毎日毎日行事があり活動があり連絡事項があり指導があり、とにかく嵐のようにドタバタわちゃわちゃ過ぎていくもので、
しーんと静かに自習、という場面にはなかなかお目にかかれなかったのです。
授業ですら、話し合い・教え合いとかでわちゃわちゃしあう部分が多かったです。
念のため言うと学校をけなしているわけではありません。それも、いやそれこそ人間関係や社会性や仕事能力を養うために大事な時間ですから。
でも、静かに勉強に専念、という場面を目にして、当時中学教師として、
「うらやましい!」
と思ったことも事実です。
その驚きをもとに、
いつも誰かが自習していて心地よいピリッとした空気のある塾を目指して幾年、
生徒に中身のある自習の時間を提供できてるかなあ・・・と自問自答を続ける日々です。
来週もがんばります!
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