中2夏期講習
- orangejuku
- 2021年8月6日
- 読了時間: 2分
中2も、粛々と夏期講習および通常授業、補習が続いています。
英語は、不定詞という大きな山に、have toおよび助動詞を勉強したところで、夏の間に動名詞までやる予定です。
一方数学は、一次関数をねっちりやっています。
y=ax+b
連動する2つの変数、xとyの関係をあらわした式(の1つ)。
この一次関数は、中学の数学の中でもかなりの鬼門だと思います。
抽象度が高いからです。
〇と×をかけて面積は▽、というような目に見えるものではなく、「関係」をあらわしたもの。これ、多くの中学生にとっては相当難解です。
そして使われる日本語の難しいこと。
「xの増加量」「yの増加量」「変化の割合」「傾き」「切片」「座標」「変域」・・・
本当はどれも大したことを言っていないのに。
私が導入のときに使う例えはこうです。
「借金が10000円ある。明日から一日1000円ずつ増えていくとする。
このとき、今日からカウントした日数をx(日)、ふくらんだ借金総額をy(円)とすると・・・」
みんな納得してくれます。
でも、項目がどんどん進み、新手の問題が出てくると、納得したはずの基本はあっという間に忘れ去られます。
中3になってから復習を始めたときには、またまっさらな状態から・・・。
だから、基本(用語の意味や理屈)を何回も復習してやる必要があります。
この夏は、一次関数にどっぷり浸かってもらおうと思っています。
賀茂地域に「まん延防止等重点措置」が8月末まで適用されることになりました。
状況は予断を許しません。
皆様も、どうぞお健やかに。

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