中3学調前自習
2週間くらい前、県西部で県立高校の教員をしている知人と話す機会がありました
(リモートで)。
その中で、高校はオンライン授業になるかという話題になって、彼は、
「いやー、うちみたいに生徒のモチベーションの低い学校では、オンライン授業なんて成立しないよ」
と言っていました。
私は大変同感しました。
「生徒の悪口か?」と怒らないでいただきたいのですが、これは現場の実感です。
小中学生はビジネスパーソンでも大学生でもないのです。
「自宅で授業が聴ければ時間を有効に使えるぞ」なんて考える小中学生は少ないし(大勢の場になじめないという子どもが一定数いることはわかります。かつての自分もどちらかといえばそうでしたし)、
「講義どうせつまんないけど、出席になるからおとなしく座ってればいいや」なんて大人な判断ができる小中学生もそうはいないのです。
よく、「学校や塾なんてオンライン授業にどんどんしていけばいい。欧米も台湾もどんどんそうしているのに日本は遅れているっ」
などと言い募る方々が、知識人にも、ネット上のコメントの中にもいらっしゃいますが、そういう意見を見ると、
「(たぶん)現場を知らないくせに・・・」
とモヤモヤした思いにさせられます。
今日は中3の、学調前3時間自習でした。
とはいっても、実際には英・数の模擬テストをしました。
その解き直しに汗をかいてもらいました。
残念ながら、今回はハーゲンダッツのご褒美をゲットできた生徒はいませんでした。それはまた次の機会に♪ 運動会練習も忙しいさなかですが、来週もがんばりましょう!!
