小学生算数、T君(5年)。
今日は、
「3.8mで9.5kgの棒があります。1kgだと何mですか」
という1問に1時間をかけました。
これ(↑)、大人でも結構多くの人が一瞬迷うのではないでしょうか。
(私は一瞬迷います。)
これをただの〇だ×だで終わらせてしまったら、
あてずっぽうでも〇になったラッキー♪ってなってしまったら、
何も意味がない。
文章題をやるときには、
子どもに「なんでこういう式になったのじゃ?説明してくれい」と毎回迫ります。
「どういう説明の仕方でもいいから。
図とか絵とか目盛りとかでもいいから。さあ!」と。
(↓説明を考え中のT君)

当塾で、小学生の算数で、
重視しているのは、
計算のテクニックとかよりもそっち。
「計算はできるんだけど、文章題は苦手・・・」いやいやいや。
地に足の着いた想像力をベースに、
理屈を駆使する力。
下手糞な言葉でも、自分の言葉で説明すること。
結局中学以降テストで平均点にも遠く及びません。
学校はじっくり学んでいくのに対し、
塾は解法を詰め込み、プリントを爆撃のようにたくさんやらせているだけと思われているかもしれません。
(実際中学生にもなると、そうのんびりはできませんが。)
そうでもないんですよ。
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