ちょっと前になってしまいましたが、
(3/7弊塾ブログ)
公立高入試の英語の問題についての、続きです。
難しかったかもしれないと思ったのは
大問2から同3にかけての作文の問題群です。
たとえば大問2の(6)は
トムと勇太の会話の一文が問題になっており、
トムが
「環境を守るために何か小さなことを始めたい。生活のなかで何ができるだろう?君のアイデアを話してくれ。なぜそれが環境にいいかも知りたい」
と問い、
それに対する勇太の回答を12語以上の英文で書け(2文以上になってもよい)、
というものになっています。
環境問題について最低限の
知識があること
関心があること
言葉を知っていること
が求められ、
それを題材に、
意見+理由の形に則って、ある程度長い英文を組み立てるという、
凝った問題だと思いました。
社会情勢などが話題になるのは以前から同じ。
「12語以上」というのは少し難化しているとは言えます。
でも傾向や形式・難度は、
全体的には、
大きく変わっていないと思いました。
アドバイスとしては、
「社会情勢に興味をもつ」ということを別にすれば、
①文法をガッチリ確実にする
②長い文章を読む経験を重ねる
③語彙を増やす
でしょうか。
とくに、①と②にまたがることですが、
一文の中に
間接疑問文
接続詞
受動態
関係代名詞
分詞
・・・
などの文法が複数使われている文
が、バンバン出てきます。
色々な文法のコラボですね。
一つ一つの文法もあやふや
「関係代名詞・・・えーと何だっけ?」
・・・みたいな状態では、
太刀打ちできるはずがありません。
①②について、
弊塾では「毎日英作文」や、
授業での教科書読解の時間をたくさん取ることで
練習量を増やして対応しています!
③(語彙を増やす)は、
実は
弊塾が一番対応していない(できていない)ところです。
これには考えもありまして、
後日記事を改めてまた書きたいと思います!
最後に・・・
これは入試「本番」に限った話だ、
と思ってはなりません。
学校の定期テストも、
同じ傾向になっているからです。
明らかに。
「教科書を丸暗記すれば英語のテストはいける」
なんていう時代は終わったんだと思います。
↑掲示用に短くしてありますが、原文は"Believing that I can do everything is as important as enjoying something new."
直訳は「自分はなんでもできると信じることは、新しいことを楽しむのと同じくらい大事なことなんだ。」
なかなかアツいメッセージだなと思いました!
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