成績を上げることは楽ではありません。
勉強へのアレルギー。
勉強をする習慣がないこと。
頭を使って、手を使って、
要は楽をせずに考える習慣がないこと。
人の話を目で聴く習慣がないこと。
・・・
色々なことが分厚く蓄積して、
勉強を妨げます。
それらは本人だけのせいとも言えません。
本人は、塾に来る時点で、
その子なりに「向上しよう」とは思っているのですから。
でも、
そんなこんなでだらしのなかった子が、
「反比例について説明して」
と問うたらゴツゴツと説明できるようになる。
「形容詞の比較級・最上級は3つパターンがあるけど、それぞれ簡単に説明して」
と問うたらすらすら説明できるようになる。
これまで何時間もかかった中2の復習が、1時間でできるようになる。
字もなんかきれいになってきた。
毎日英作文・音読も、次の日の早朝に
「遅れました。すみません」とか言いながら
踏ん張って毎日出すようになる。
そんな、
小さな芽が出てくる兆しのような
「おっ、なんか変わってきたか」
という変化は、
もちろん
それを継続につなげていかなければ儚く枯れてしまうもので、
油断してはいけないものであるけれど
僕のエネルギー源です。

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