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全国学力・学習状況調査

4月に行われた「令和4年度全国学力・学習状況調査」の結果が7月に文部科学省から発表され、


塾業界誌に掲載されていました。


正直に申しまして、


この調査にあまり注目することが我々塾ではあまりないのですが、


ちょっと関心をもって見てみました。



ます、全国的な正答率のランキングというのを見てみると、

上図のようになっていました。


うーむ。


北陸3県(石川、福井、富山)、秋田県が今回も上位を独占しているようですね。


上位の常連となっているようです。


みると静岡県も、特に中3では上位につけています。


大健闘!


良き良き。



・・・と言いたいところなのですが、


素朴な疑問・違和感もあります。



「東大合格者数は今年も秋田県と石川県が圧倒した」


「北陸とか静岡の高校生は成績がいい」


などという話、聞いたことがない気がしますよね。


東京一工旧帝大、私立難関大の合格者数の上位を独占するのは、


首都圏の主に中高一貫私立校です。


東京・埼玉・神奈川・・・首都圏および大都市圏の生徒の層がどれだけ分厚いか


を知るべきなのでしょう。




もう一つ気になったデータがこちら。

人口の多寡と正答率を表にしたもの。


これを見ると、人口の多さと、成績がきれいに連動しているようです。


この%の差が、実際にはどれだけ有意なものかはわかりませんが、


数字を見る限り、連動の傾向があると考えることができます。



大都市では成績が良く、地方では悪い。



競争の存在、親の収入、「文化資本」(←好きな言葉ではありませんが)の蓄積、多様性の存在・・・


理由はいくらだって仮定できるし、今さらな話かもしれません。


でも、悔しくないですか?!


私は悔しいです!


もちろん、断じて、成績や学歴だけが人の価値なんかじゃないです。


でも、日本全体がゆっくり国力低下していく中で、


昭和平成と同じ感覚で、


「勉強なんかできなくたって、大丈夫!」と


確信も証拠もなく言う大人がいたら、それは無責任じゃないかとも思うんです。




この記事は、


「この現実にしっかり向き合わないと地方はどんどん疲弊していく。」


と結ばれています。


私も心していきたいと思います。




※出典:「塾と教育」2022年10月号(えいすう総研)

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