大学入学共通テスト、英語の問題を解いてみました。
凄いボリューム!!!
というのがまずはの感想です。
かなりの労力を要しました。持久力が必要だと、まず言わざるを得ません。
一方で、問題の中身については好感が持てました。
最初から最後まで、小細工なしで、ひたすら「文章の内容がつかめているか」を問う正攻法の問題ばかり。
この傾向は高校入試にも及んでいくでしょう。
つまりは、
しっかりした文法の把握と豊富な語彙力をもう大前提とした上で、
「ボリュームのある文をスピーディーに読める力」が、今後さらに要求され、ついていけない人は取り残されることになるのかなと思いました。
・・・・・
史上初となる共通テストについては関係者の多く(予備校など)が、平均点は下がると予想していましたが、実際には下がらなかったようです(↓)。
この代の生徒たちは、だいぶ前から大人たちに振り回されてきたと思うんです。
やれ明治以来の教育「改革」だ、やれ「4技能」だ、やれイギリス英語も出るだ、やれ記述式の導入だ、やれ英語試験への民間業者の参入だ・・・
あげくのはてにはコロナ・・・
そんな渦中の当事者として、「奮起」して、覚悟を決めて、がんばった結果であると思うと、なんだか胸が熱くなりますね。
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