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勉強から逃げようとしているキミへ

勉強から逃げようとしているキミへ。

無意識なんだろうけれど、キミの逃げ腰は見え見えだ。

なるべく無難に、毎回の授業をやり過ごそうとしているのが。

危機感はあるんだろう。

でも、問題がちょっと面倒になると考えない。一方で、叱られないようにする方法は(無意識にだろうけれど)一生懸命考える。

安易に友だちに教えてもらおうとしたり、時間切れを待ってみたり。

悲しいかな、小学校のときからそれが反復強化されて染みついてしまっているんじゃないかな。

勉強から逃げる姿勢が。苦手だ、逃げたい、これぐらいでいい、という意識が。


そりゃ、辛いと思うよ。

好きでも得意でもないものをやらなければならないのは。

私も実は苦手なものの方が多い人間なので、その気持ちは想像できる。

勉強はできる方だったかもしれないが、理科や数学は苦手だった。

音楽も苦手。図工も苦手。体育も家庭科もからっきしダメ。

大人になってからも苦手なものはいっぱいあった。

それで怒られたり、ドジをしたり、やる前から憂鬱な気分になったり。


勉強以外に価値あることはいっぱい、いくらでもある。

でも、なぜかはわからないが、

フェアじゃないのかもしれないが、

社会は主要5教科というのが重視される形で動いているんだ。

どこの国に行っても多分そうだ。

そのランクを争う戦場に、悪いけどキミたちはもういるんだ。

(それが絶対とは全然思わない。それを嫌う生き方は、私は否定しない。)

戦場の慰安みたいに、学校生活を紛らわすものは、行事とか部活とか色々あるけど・・・。

勉強がわからないと、この先何年間も、辛いと思うんだ。

腹をくくってほしい。

次のテストで浮上できなかったら、キミはもう二度と浮上できない気がする。

そのくらいの危機感を私は抱いている。

どこかで覚醒、ということは極めて難しい。

多くの底辺(←悪いけどこういう言い方をさせてもらう)層の生徒たちを教えてきた私の、苦い経験から言える。

とりあえず次の期末試験まで、歯を食いしばって補習に耐えてほしい。

そして、自分の意識を変えてほしい。

苦手だ。逃げたい。これぐらいでいい。という意識を。



 
 
 

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