勉強のできない子
勉強できない子には、それぞれ事情?背景?歴史?がある。
生まれながらの向き不向きもあるし、周囲の影響もあるし、
どこか(例えば小学校の早い時点で)つまづいてしまって、その後どんどん悪循環になってしまった、ということも考えられる。
自分が少し勉強できる人生を送ってきたからといって、
そういう子の人格をけなすようなことを言うな。
家庭?親?
インテリにあらずんば人にあらずと言うのか。どの家庭にもそれぞれのやり方がある。勉強はできない子だったけど、温かい家庭だった、というのはたくさん知っている。
「あの親は/あのうちは・・・」だなんて傲慢の極みだ。
当塾を頼って来られるからには、全力を尽くす。
勉強は強制するし、これからの社会情勢も念頭に置いて厳しいことも言うし、
でも時には手取り足取りしたり、腰を据えて深堀りしたりもする。
できれば、なるべく笑ったりふざけたりしていたいと思いながら(「芸者」としては5流で、なかなかうまくいかないが)。
先方が「もう、いいです」という状態になる(気持ちが折れる)、そうなったらもうしようがないが。
勉強だけが人生じゃない。それは確かだよ。
でも・・・勉強ができない状態で、学校生活朝から晩まで、
中学3年間、高校も合わせると6年間、
ずっと過ごすのはしんどいし、辛いし、時間の無駄かもしれないと思うから。
