勉強は
楽しくあるべきか
いや、「勉強が楽しい」とかありえないことだし、言葉からして「強いて勉める」と書くものだし、簡単お手軽に何事も得意になるはずがないし、実際世の中は競争社会だからその予行練習で厳しくやるべきであり、それで勝てているうちに楽しくなるものであって、はじめから「楽しく」なんて笑止、
のどちらの立場かと言われたら、
僕は前者です。
「厳しさ」「体育会系」を打ち出そうとした時期もありましたが、
性に合いませんでした。
いや、確かに世の中は競争社会。
何事も道を究むるには努力が必要。
忍忍忍・・・
・・・なのは事実ですが、
そんな心構えができてて
勉強ばっちりできていたら塾なんかきません。
まだ年端もゆかぬ子どもなのに、
「勉強、わかんない・・・」
「さっぱりわかんなくておもしろくなーい」
と思ってしまっている子を、
さらに塾で痛めつけてどうする。
それに
「むずかしいことをおもしろく」
とは井上ひさしさんでしたっけ?
学校教員時代から
「すごい先生」の授業を拝見したことが何回もありますが、
みなエンターテイメント的に(?)おもしろかったものです。
おもしろい=深くない
なんて大間違い!
と、確信し常に肝に銘じられるようになったのは、
実は、ここ数年かなあ・・・。
来なくなって、やめちゃった子
弊塾にもいました。
色々僕も「言い訳」?はできます。
そもそも来ないんだよなあ、とか
甘々ちゃんだなー、とか。
うちには合わなかったんだよ、とか。
でもそれは結局「言い訳」で、
僕の力不足だし、
認識不足。
一期一会の時間を、
おもしろくさせてやれなかった僕の手落ちです。
そんな風にやめていった子を見かけたり
思い浮かべたりすると
「悪かったなあ」と思うし、
もう僕も学んだので、同じ轍は踏むまい、と思います。
塾を開いたときに妻がパパっと描いたポスター(ちらし?)。
素人丸出しで、恥ずかしくはありますが💦
「わかるとたのしい」というキャッチフレーズ、そのときから使っています!
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