単位をつけろ!!!!!(文章題は)
更新日:4月15日
算数/数学の文章題。
というと、
「う~ん、文章題は苦手💦」
「計算ならできるけど」
という子は結構いて、
文章題はレベルの高い応用問題。
そこまでは必要ないだろう、みたいに考える人も多いですが、
いやいやいやいや、それは大間違いってものです!
確かに中学の定期テストでも
学調でも入試でも、
計算問題のみの大問1というのがありますが、
そこしかできないなら、
せいぜい良くて10点台しか取れません!!!
(50点満点で。)
文章題が得意になる簡単な方法なんてありませんが、
とりあえず、
問題中の色々な数量データを、
ただの数、じゃなく
単位をつけて考えてあげましょう。
そうしなければなりません。
それがカギだと思います。
「単位は?」
最近、小学生にも中学生にも
しょっちゅうこう聞いています。
私はよく
「なんでこの式になったの?」
とかと聞くのですが、
「速さが50で、」とか
「弁当が120、」とか、
「A町から峠が2で、」とか、
「みかんが100、」
そんな感じで言う子がとても多いためです。
なんてまあ、雑でぞんざいな!!!
数字たちに失礼というものでしょう!
「速さが時速50㎞」
「弁当が120個」
「A町から峠の距離が2㎞」
もしくは
「A町から峠までかかった時間が2時間」
「みかんの単価が100円」
と、
ちゃんと言い直させなければなりません!!
文章題には、
色々な種類の数字が交差するように出てきます。
速さ・道のり・時間。
単価・個数・代金。
去年の男子の人数・去年の女子の人数・今年の男子の人数・今年の女子の人数。
・・・
色々なデータの性質を一つ一つ整理して、
それらの関係を式に落とし込んでいく。
そう、
複雑な物事を整理して考えられるようになる、
素晴らしい練習なんですよ。
「応用だから」とか言って避けて通ろうだなんて
もったいなすぎると私は思います。
