私は、
極力
叱らないようにしています。
いや、もとは割とすぐにイラっとする性格で、
しかも悪いことにはそれがすぐ表に出てしまう、
はては抑えられずにむき出しで態度や口に出してしまう、
それで失敗したことも多々(子どもに対しても、大人に対しても)
なので、
極力叱らないようにしているのです。
生徒に対して、私が極力叱らないようにしている一番大きな理由は、
生徒の心が折れるから
です。
理由があって、その教科、あるいは勉強全体がわからなくなったのでしょう。
負の連鎖で、無意識にかもしれませんが、やる気も起こらないのでしょう。
何をやっていいかもわからないのかもしれません。
これまで多くの大人に怒られてきたことでしょう。
今も毎日、怒られているかもしれません。
それでも、一縷の望みがあるから私のところにきているのでしょう。
それを、私が叱りつけたり、がっかりした態度を見せたりしてしまったら・・・。
一度折れた子どもの心を修復することは、困難を極めます。
あと、上記のことと重なりますが、
イラっとすると声を荒げてしまいます。
すると多くの子たちは
パニクってしまうのです。
私はまったく強面ではないのですが・・・。
こうなってしまうと、冷静に考えるどころではありません。
オロオロして、
わけわからなくなって、
その時間までその子がその子なりに考えていたことも、
すべてぶち壊し、です。
・・・それでも私もイラっとしてしまいます。
イラっと来るツボは何か、自問自答してみて、
「そんな甘い姿勢で、その問題が解けるわけないだろ!!!」
「なんでそこにヒントもあるのにお前はそれに気づかん(涙)!!!」
「なんで、もっとあがかないんだ!!!なんで自分で自分を支えようとしないんだあ!!!」
などと感じたときかな、
と
思いました。
というと、
なんだか熱血教師のように思えるかもしれませんが、
(そして、時には、信頼関係があれば、そのような叱りも有効かもしれませんが)
これとて教師の勝手な感情。
それを後先も考えずに
子どもにぶつけるのは、
決して良いことではありません。
昨日も、
ついついイライラを隠せず、声も荒げてしまった気がする。
反省しきり。
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