塾の先生も、日々勉強です。
最近、中学レベルの理科を勉強し直しています。
まことに恥ずかしい話ですが、
物理か化学か、
高校で0点
を取ったことがあるくらい、
理科は苦手です。
高校を卒業してから、
いや、高校の途中から
理科はかかわりを持たなくなり、
そのまま20年以上生きてきました。
現時点、弊塾では英数(+小学部の国語)以外の講座は設けていませんが、
やはり
中学生の5教科ぐらい
知っていて、教えられないと、
と現場的に思うようになり、
勉強し始めました。
しかし
問題文パッと見る。
ハイ、知らない言葉だらけ。
冗談でなく参考書で一語一語調べる。
えーっと、あれどこに載ってたんだっけ?
いったいなんなんだこの実験は?
酸化銅と炭素の粉末を混ぜて熱を加える
って、一体なんのためにそんなことを???
ムクムクとわきまくる疑問。
問題文や絵や表が一体になったかたまりを見るだけで
なんかもう、高い高い壁
草木が繁茂して収拾のつかないヤブ
を目の当たりにしているような気持ち。
当然、避けたくなる。
・・・そんなことの連続です。
それでも
プライドも何もかなぐり捨てて
何回も何周もやっているうちに
最近
「ああ、これはあの実験ね♪」
という回路が少しずつできてきました。
一応、
理系の人や学問に対しては
「自分のできないことができる。すげー」
「これが人類に役立つ科学につながっている。すげー」
というリスペクトの気持ちは昔からあるんです。
だから、
最低限のことはちゃんと勉強して知っておきたいと思います。
あの子やあの子やあの子も、
英語や数学や国語の問題を見ただけで
こんな気持ちなんだろうなあ
とも、最近思うようになりました。
今日英語の問題で途方に暮れていたあいつも。
得意不得意
向き不向き
あるのは仕方ない。
いや、あって当然!
苦手な分野の代わりに
得意な分野を伸ばせばいい。
でも、
せめて英数で
「しんどく、辛かった・・・」
「わかんないのに怒られてばっかだった・・・」
という印象のみをもって学校を卒業する、
なんてことにならないようにはしたいです。
ちょっと頑張れば
中学までくらいのレベル
そこそこ行けるものなんだし。
今日のブログは、
ちょっと躊躇しましたが、
恥を忍んで書きました。
中3、学調の勉強がんばれ!!!
