人によるのでしょう。
「大人になってからの方が自由な時間がいっぱいだぜ✨」
というデキる方がたくさんいらっしゃることも
知っています。
僕は、ですが
いつも時間が気になり
「限られた時間を充実させてすごさなければ」
と若干強迫観念気味なところがあり、
家族にも「貧乏性」と言われています。
小説『モモ』の時間を盗まれた人々のごとく、
時間がない
時間がもったいない
いつもそんなことを考えちゃいます。
息子とか娘に
「この漫画おもしろいよ。読んでみてよ」
とおススメされても
「そうは言われてもこちとら時間がないんだよなあ~」
「たぶん読めないなあ」
とか反射的に思ってしまう自分が、
ときどき情けないです(涙)。
そんな僕ですが、
中学生から高校生くらいのときには
音楽を「ただ聴いていた」んだなあ、
と先日ふと思いました。
レンタルしたり、買ってきたりしたCDを、
もーそれはドキドキして
CDプレイヤーに入れて、
ただ聴く。
勉強をしながらとかじゃなく。
本を読みながらでもなく。
当時はYouTubeもないのでひたすら耳から。
今はそれができなくなってしまいました。
まあ、今も
台所仕事や家事をするとき、
車を運転するとき
そういう作業のBGMとして
かけて楽しんではいますが。
やはり子どもには
時間がいっぱいあるんです。
大人とは時間の流れが違うんです。
まあ、それは
「仕事」とか「責任」とかがない分。
現代の大人たちは子どものヒマを恐れますが、
それはとてもとても大事な大事なもので、
奪い尽くさないようにした方がいいと思うんです。
ちなみに
じっと座ってただ聴いているだけじゃなくて、CDのブックレットを読みふけったりもしました。
歌詞や、ライナーノーツ(解説)や、写真。
はては、ブックレットの後ろの方についている演奏者のリストや「サンクスリスト」まで。
あとは
音楽聴きながら踊ったり(笑)。
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