これは、
河津駅前に移転して開業したとき
当時小1だった娘がくれた
「置き時計」です。
5年前、ですね。
娘は言いました。
「お父さん、時計の針動かしてね」
と。
動かす?
1分ごと?
ちょっと困惑はしつつ
もちろん
なーんてかわいいんだー♡
と、思いました。
すみません、いきなり親ばかな話で。
もちろん
「時計はそういうものではない」
ということが自然に娘にはわかっていき、
そういうことは自然に言わなくなっていきました。
そういう「進化」?って、
子ども時代には何回か、
何回も、
ありますよね。
最近、誠にありがたいことに
小学生のお問い合わせやご入塾をたくさんいただくようになりました。
以前は、
「塾」の多くは中学生(から)がメインで、
小学生は
割合としては少なかった気がします。
(学〇さんや公〇さんが主に引き受けていたのかもしれませんね。)
それが変化してきた気がします。
全国の塾長たちの中でも
そういう傾向が話題になります。
「うちは5年生から。子どもは遊ばなきゃって思ってるんで」
とは、
10年くらい前にベテランのある塾長先生から言われた言葉です。
そういう気持ちは今も僕もありますが、
(そういうことを弊塾ホームページの「小学部」の案内に書いていたときもあります)
一方で、
小学生段階の勉強が、
中学以降に
決定的な
影響をおよぼすことも、経験としてわかってきました。
小学生の勉強、
本腰入れていく必要を感じています。
でも、
心しなければと思うのは
小学生は
「時計の針動かしてね」
とか言うような、
生き物
だっていうこと。
ただ、早くから、たくさんの知識や技や知恵や正しさを詰め込めばいいんじゃないんだ。
ということです。
「幼児教育」という言葉に、
ときに、そんな匂いを感じてしまうケースがあります。
「具体」だけじゃない。
「ファンタジー」にもたっぷり浸らなければ。
そこは塾でできる領域かどうかわかりません。
でも、
子どもの心が死なないようにしないとね。
Comments