学校の先生と塾の先生
- orangejuku
- 2022年3月18日
- 読了時間: 2分
個人的なことですが、私の息子が今日河津中学校を卒業しました。
誇らしげな顔で賞状を受け取り、歌を歌う子どもたち。
中には、以前当塾に来ていて、やめていった子たちもいます。
そういう子たちもふくめて晴れやかな顔を見ると、学校ってやはりいいなというか、懐が深いな(?)という気がします。
去年私の大学時代の友達に久しぶりに会いましたが、子どもの通う学校の文句ばかり言っていて、ちょっと残念に思いました。
いわく、
「子どもに無意味なことばかりやらせてる」
「学校にしょっちゅう文句言いに行ってるぜ」(←それを自慢げに話すという)
「休みたきゃ休んでいいよーって子どもには言ってる」
「フィンランドの教育はこっちとは全然違うらしよ」
「子どもの個性を重視してない」
・・・
学校に対して端からけんか腰。
子どもの個性、それも結構。理想の教育、それも結構。
でも、子どもの目の前でそのような「正義」を振りかざしてばかりいる結果、
大人や他人をリスペクト(尊重)しないことを自分の子どもに教えているように思えてなりませんでした。
理想の社会なんてあるわけはないんだから、泥の中でも、みんなと愛し愛されながら大きくなっていった方がいいのに。
芯の強く育った子なら、泥さえも栄養にして大きくなっていくのに。
そりゃ、大所高所から見れば、今の文部科学行政やら日本の教育制度やら、これはどうなんだーとかズレてるよなー、ということはたくさんあるでしょう。
でも、私はそんな大所高所からの「べき論」よりも、現場の「人」を信じます。
縁あって自分の子どもを面倒みていただく立場になっていただいたのだから、
リスペクトや礼を尽くした方が、相手の先生のパフォーマンスも上がると思うんです。
塾とは関係ない話になってしまいました。
まあ、学校の先生に比べると、塾の先生の役割なんてほんとちっぽけなものです。そんな中で、塾がさらに地域に受け入れられていくには・・・そんなことをぼんやり考えながら式に参列していました。

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