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小学算数は、簡単なんかじゃない。

小学生の算数。



決して簡単なんかじゃない。







ここでは何算を使うか。



この目盛りはいくつを指しているか。



0.1、0.01ってどういうことなのか。



全体を1として・・・ってどういうことなのか。



分数



単位量当たりの大きさ



割合




・・・




大人は忘れてしまいがちだけど、



けっこう、



大人でも苦戦する問題がたくさんあると思う。







計算で出た数字に「これは一体なにを意味してる?」と問うて



「まさのりさんの畑の1㎡あたりで採れたジャガイモの重さ」



という答えにこぎつけるのは、



容易なことではない。






勉強は抽象的な世界。




でも、それは



それ以前の段階で



豊かな「具体」にふれ、



問題に書かれているような事案に対し、



ちゃんとイメージを持てるようになってから



太刀打ちできる領域。




と、ある塾長が言っていた。





その根底の部分(「具体」)の蓄積のない子たちに、



「ドリルやらせればいいでしょう」とばかりに



問題を大量投与しても



「形だけ」



「あてずっぽう」



を生むだけ。






僕は小学生を教える経験は



まだまだ浅い。



もとは中学で、



その前は高校で教えていたから。






だからこそ



小学段階で算数に苦戦する子たちが



中学以降



数学でどんな状態になるか



透けて見える。





危機感しかない。






基礎は、決して簡単ではない



簡単じゃないから基礎なんだ。



ということを実感する。





心してかからなければ。



 
 
 

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