僕は昔、
色々な教科が苦手でした。
たとえば音楽。
今でこそ音楽大好き人間になりましたが、
小学校以降
音符・楽譜はまったく読めず、
リコーダーのどの穴がなんの音なのか
さっぱりわからず。
音楽の授業の前は、小学生なりに
憂鬱
でした♪
みんなでリコーダーを合奏している間、
僕はひたすら吹いているまねをし、
先生にバレないかビクビクしているのですから。
「笛のプリント」の進み具合が遅いと
残って練習させられたり。
そのときの自分を弁護したり
先生に文句を言う気なんて毛頭ありません。
ただ、
さっぱりわからなくて途方に暮れる気持ち
悲しい気持ち
みんなわかっているのに置いていかれている気持ち
迷子になっているような気持ち
やる気がまったく起こらない気持ち
もうぼんやりとしかかっていますが、
僕はまだ思い出せます。
・・・・・
弊塾に面談に見える保護者様が
ご要望として言われる言葉で、
一番多いのは
「そんな、ものすごくできなくたっていいから、学校の授業に普通についていけるようになってほしい。義務教育なんだから、基礎基本はわかってほしい」
です。
これがどれだけ切実なことか。
授業についていけないこと。
子どもたちが一日の大半をすごす学校の授業。
それがちんぷんかんぷんであること。
そのときの気持ち。
時折ですが、
自分の経験をふっと思い出します。
そして、
小学生の算数・国語
中学生の英語・数学
という限られたフィールドですが、
お役に立ちたいと思います!
ワイン色の夕焼け!
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