後輩に「〇の中に〇が入っている感じ」と言われた坂内♪
- orangejuku
- 2023年11月29日
- 読了時間: 2分
昔々、
大学のワンゲルで「主将」なんてのをやっていたときに、
後輩の一人が
僕のことを
「坂内さんて、『飴の中にムチが入ってる』って感じですねぇ」
と評したことがあります。
栄えある?伝統の上智大学体育会ワンダーフォーゲル部✨
しかし・・・
時代はテニサー(テニスサークル)全盛期。
ワンゲルなんていう暑苦しく
古くさい部活動は絶滅危惧種。
超少人数
まじめに廃部の瀬戸際
一つ下の代がいなかったので
僕が2年間「主将」をやるという非常事態。
昼休みは学食のカレー280円のお盆をもって
地下の部室に行く毎日。
誰か来るかもしれないから。
・・・でも入部希望者なんて来ません。
来るのは同じく廃部の危機にあった
山岳部(ワンゲルとは別にあったのです)のE君くらい。
2人でボソボソと
ひたすら
山の話をしたり地図を見たり
・・・そんな学生時代を送りました(涙)。
おっと、思い出が暴走してしまった。
そんな状況になると
(部員もいること自体奇跡みたいなことなのですが)
「そ~んなにがんばんなくてもいいじゃないですかぁ~」
「ユルくした方が人も入ってくるんじゃないですかぁ~」
「こういう時代ですしぃ~」
てなるのが人の性ってやつなんですね。
で、
なんでそういう道(ユルくする道)が嫌だったのか、
自分でもわかりません。
先輩たちに教えてもらった部活の在り方が楽しかったからなのか
厳しくやった末にすごいところに行けたという気持ちがあったからか
厳しい方が好きだという気質なのか
(Mみたいじゃないか・・・)
ただ保守的な人間なのか
僕は
イキって
「ユルくする」路線を拒み続けました。
味方もいないのに。
あ、山岳部のE君は味方だったといえるか??
OBの方々もいたか。
恩知らずなことを言ってはいかんな。
「ユルくやっても楽しくないッ!」
「ちゃんと鍛えないと山では危険だあッ!」
そんなことを主張し続けました。
そんなにうまくやれたわけでもありません。
若気の至りのこっぱずかしいことも
色々言ったりやったりした気がします。
頭に血が上っちゃったこともあったかもしれません。
嫌な奴に映ったこともたびたびでしょう。
そんな中で後輩から発せられたのが、
上のような言葉でした。
今もその気質、あまり変わらないのかなあ。
言われて悪い気はしなかったしなあ。
本当は違うことを書くつもりだったのに
思い出に脱線してしまいました。
なんかたくさん書いてしまったので
今日はこのへんで~。

ちなみに
僕が卒業してから
ワンゲルは息を吹き返し
大所帯の部活になって今に至っているようです。
「山ガール」とか「山ブーム」とか、
僕のときに起こればなあ、
と卒業後少し恨めしく思ったものでした。
ちゃんちゃん。
コメント